投資初心者なら必ず知っておくべき投資商品を変える分散投資のメリットとは

投資の世界は非常に奥深く「これさえしておけば絶対に成功する」という方法はありません。
ただし一つだけ間違いないと言えるのは、「起こり得るリスクに対して十分な準備をしておけば成功に近づく」という真理です。

仮に株式投資において、全財産を1社に投資したとしましょう。
これはリスクに対して十分な準備ができていると言えるでしょうか。
残念ながらそうとは言えません。
企業が倒産して投資した全財産が一気になくなる可能性があることを忘れてはいけません。

そもそも株式だけに投資するのもリスクが大きすぎます。
株式市場全体が大暴落してしまえば、どの銘柄をもっていようと破産確定になるでしょう。

起こり得るリスクに対してうまく対処するためには「分散投資」という方法が有効です。
今回の記事は分散投資のメリットを紹介し、分散投資に使える投資商品の特徴について深掘りしていきます。

目次

  1. そもそも分散投資とは?
  2. 不動産投資
  3. 株式投資
  4. 投資信託
  5. まとめ

そもそも分散投資とは?

投資初心者の中には「分散投資」という言葉を聞いたことがない人もいるかもしれません。
分散投資は「一点集中した投資における破産リスク」を避けるための投資手法です。

投資家なら誰もが知っているウォーレン・バフェットも分散投資を推奨しています。
自分の全資産を複数の投資商品に分散させ、大成功を収めたのは有名な話。今は順調な成長を見せる市場があったとしても、倒産や自然災害、テロなどで状況が一変することはよくあります。
投資をしている期間が長くなってくると、必ずと言っていいほど予想外のアクシデントに遭遇することでしょう。

その際に、もし一つの投資商品だけに突っ込んでいたとしたら…。
こう考えるとゾッとしませんか?
一点集中の投資リスクをなるべく少なくするために、投資商品を複数に分散させることは非常に重要です。

では具体的に分散投資をする際に利用すべき投資商品には一体何があるのでしょうか。
次項より詳しく紹介していきます。

不動産投資

不動産投資は中古住宅を購入したり、アパートを建てたりして家賃収入を得る投資です。
一体どんなメリットがあるのでしょうか?

安定した固定利益が期待できる
不動産投資の最大のメリットは、一度入居者が決まれば安定的な利益を毎月手に入れることができることでしょう。数ある投資商品の中でも、必ず毎月の利益が出るという商品は本当に少ないです。
株式投資も「配当金」がありますが、どんなに多くても半年に一度が限度。
たいていの場合は一年に一度あるかないかです。
配当金の額も不動産投資の利益に比べるとスズメの涙程度となるでしょう。
一方、不動産投資は入居者さえ見つければ、入居者が住み続ける間は安定した収入を得ることができます。
賃貸契約は基本的に2年から3年ほどで縛るため、数年間は絶対的な利益を生み出し続けます。
安定で高額の利益を生みだす不動産投資は、年配の投資家に「年金の代わりになる」とも言われているほどです。
売却益もアリ
毎月入居者から支払われる家賃収入も不動産投資のメリットの一つですが、「売却益」も不動産投資の大きなメリットとして挙げられます。
日本経済の成長・大型ショッピングモールの建設など不動産の価値が上昇する要素は数多くあります。
不動産を運用中に価値を高める何かしらの「うれしいハプニング」が起これば、購入した時の金額より価値が上がることだってありえるのです。
価値が上がった状態で売却すれば、利益を得ることができるでしょう。
担保に出来る
他の投資商品に比べて不動産には大きな「担保力」があります。
つまり自分が保有している戸建てやアパートを担保にして、銀行から融資を受けることができるのです。
不動産投資にある程度資産を使ってしまったとしても、融資を使って新たな不動産を取得することが可能になります。他の投資商品を融資の担保にすることはできません。流動性があり、資産価値が安定していないと判断されるためです。担保とされるための信用力があるのは、不動産投資のみ。銀行にも信用される投資商品だと言えます。

株式投資

投資商品の代表ともいえるのが「株式投資」でしょう。
株式市場に上場した企業の「株式」を購入する投資です。
一体どんなメリットがあるのでしょうか?

売却益が出る
株式投資の利益として代表的なのは「キャピタルゲイン」と呼ばれる売却益です。
購入した株式を売りに出して手に入る利益で、いわゆる「安く買って高く売る」という株式の基本を体現した収益方法といえます。
取得した時よりも株価が上がっている状態で売却することができれば「キャピタルゲイン」となるのです。
株価が上がる銘柄をしっかりと見極める目が必要になりますが、大きく値上がりした銘柄をおさえることができれば、多額の利益を生み出すことができます。
効率性が高い
株式投資といえば「ギャンブル」だと思っている人がいまだにいます。
「一攫千金」「大負けするか大勝ちするか」なんて想像する人がいますが、それは大きな間違い。
ひとつの銘柄に全財産をつっこむというギャンブル性の高い投資方法にしなければ、効率よく資産を増やせる可能性を秘めています。
分散投資として株式投資をするなら、必然的にギャンブル性の高い買い方はしないでしょう。
他の投資商品と違って売ったり買ったりが手軽にできます。
うまく売り買いを繰り返せば雪だるま式に資産が増えることも。
分散投資の場合はプラスマイナス10%を目安に損切りと利益確定するといいでしょう。
少額から投資できる
高額の投資商品は数百万円以上のお金が動きます。
分散投資したくてもそれだけで全資産の大半がなくなることは多いでしょう。
しかし株式投資なら極端な話、数万円から投資することができます。
ミニ株を使うのであれば数千円からと、さらに少ないお金で購入することが可能。
大きな企業の銘柄であれば、数十万円のお金を必要とします。
投資商品ごとの分散投資がうまい人ほど、株式投資を使って他の投資商品のリスクヘッジを行っています。

投資信託

投資のプロにまとまったお金を渡して、すべての運用を任せる方法が「投資信託」です。
一体どんなメリットがあるのでしょうか?

投資のプロであるファンドマネージャーが扱う
一般消費者が投資のプロと戦えるようになるには、膨大な時間とお金が必要となります。
しかし投資信託を使えば、百戦錬磨の投資のプロがあなたに代わって投資してくれるのです。
プロであるファンドマネージャーが「年間でどれくらいの利益がほしいか」という希望に沿って毎日投資してくれます。
お金を預けている方は、定期的に渡される投資結果をみるだけ。
失敗することはほぼゼロに近いですが、大きな利益は獲得できないという弱点があります。
しかし「失敗がない」というメリットは、分散投資としてこれほど頼りになるものはありません。
全資産を預けるのでなく、他の投資商品とのバランスをみながら預ける金額を決めましょう。
分散投資の勉強ができる
投資信託に預けたお金はプロのファンドマネージャーによって運用されます。
一体どんな運用をするのでしょうか?
実はファンドマネージャーも預かったお金の範囲で「分散投資」を行っています。
投資信託に失敗は許されません。いかにリスクなく利益を上げるかがキモ。
そのために最適な方法が分散投資だとプロもわかっています。投資信託の進捗や結果はすべてレポートで確認できるため、それを見ればプロはどうやって分散投資しているか確認できます。
分散投資をして利益をあげていこうとしている我々にとって、これほど勉強になる資料はありません。
個人投資家では難しい海外の資産に投資できる
投資信託のファンドマネージャーが行う分散投資は、国内はもちろんのこと海外の投資商品にも手を出します。
海外の株式・不動産など、購入する投資商品はプロならではのバリエーションです。
個人投資家が分散投資しようとしても、手を出せるのは国内の商品ばかり。
頑張っても先進国の株式程度でしょう。
発展途上国の不動産や株式などを投資対象とできるのは、投資信託だけと言っても過言ではありません。

まとめ

以上、分散投資のメリットと投資対象となる商品の特徴を紹介してきました。

投資商品にはそれぞれメリットがあるため、自分の資金と相談しながらうまく分散すれば、大きな失敗をすることなく順調に資産を増やしていくことができるでしょう。

安定した投資をしたいのであれば、ぜひ分散投資にチャレンジしてみてください。